今年度、青少協第四地区委員長のFは、武蔵野市の一般財団法人武蔵野市給食・食育振興財団の理事をしています。その関係で、8月5日(木)に、今年度2学期から新しく稼働する、桜堤調理場の見学に行ってまいりました。
まだ稼働前ということで、特別に調理場内を見学させていただきました。
事務室や地域食育ステーションのある2階には、外を見ながら休憩できるラウンジがあり、また、見学者ホールには使用食材、お皿の見本、大きな釜のサンプルなどが。ラウンジは地元の多摩産材が使用されていて、いい香りに包まれていました。
武蔵野市の給食の大きな特徴である手作り給食を継承することに加え、衛生管理、防災機能、食育機能なども充実した、最新式の調理場だということを教えていただきました。
この調理場が出来上がったことで、以前の調理場が2000食の調理が可能だったところが、最大5000食まで調理ができるようになったそうです。
調理場の床は、食材の下処理を行う区域がピンク、加熱前の食材を扱う区域が緑、加熱後の食材を扱う区域は青に塗り分けられています。また、床はドライ仕様になっており、濡らさずに調理を行うなど、衛生管理が徹底されていました。
こんなにすごい調理場ができていますが、桜堤調理場のような共同調理場は、将来的には中学校の給食に対応し、小学校は自校式に切り替えて行く方針だそうです。
調理師と児童がコミュニケーションが取れたり、温かい給食を提供できるようにする環境を整えて行くというお話で、これからもこだわりの給食を提供していただけそうです。